竹をバックに竹をtake a photo!
by: 石澤 貴志

 

 

新宿カスタム店のスペシャルページをご愛顧いただいている方であれば、前々から気がついていることもあろう。

それは、

「ここ、やたら写真に凝ってんな」

ってことである。

 

商品撮影に猛烈な執念を燃やしているのはそう、他でもない、わたくし石澤なのである。

 

 

話を掘り起こすと、わたくしの写真の趣味は中学生時代に始まっている。

当時はデジタルカメラなんぞ存在しなかったので、銀塩の一眼レフを首から下げ、わりとしょーもない写真を撮っていた、というか、カメラを弄くり回して遊んでいたものである。

 

その後、写真の趣味は一旦の休息を見たのだが、必要に迫られて商品撮影をしていくうち

「もっとこだわらねば」

という無駄な情熱がわき出し、ついには写真の趣味が復活した次第である。

ちなみに、好きな被写体のジャンルは「変な建築物」。

 

 

明治百年記念展望塔.JPG

「後光」

千葉県は富津市、チーバくんでいうところのチンコに相当する位置にある(が、無かったことにされている)、「明治百年記念展望塔」

 

 

 

水戸芸術館タワー.JPG

 

「尖塔の夢」

水戸市のだいたいどこから見ても顔をのぞかせる北関東のシュールレアリスム、「水戸芸術館タワー

 

 

 

などなど。

ほかに「へんなたてもの」をご存知の方がいらしたら、是非とも情報をお寄せいただきたい。

 

ところで、

 

 

これもスペシャルページをご愛顧いただいている方はご存知であろうが、わたくしの自転車は竹である

組み上げたときに、多摩某所にある公園で竹林をバックに撮影を行ったが、

今回、さらに良さげな撮影地を見つけてしまった。

それは、嵯峨野・嵐山である。

 

京都は右京区にある嵯峨野・嵐山は、平安時代から江戸時代にかけての寺院が集積する、風光明媚な地である。

そのなかでも、「和」の雰囲気を感じられるのが、竹の小径である。

そこをバックに竹の写真を撮ろうと、わたくし、さっそく新幹線と宿の予約をとったのである。

 

んで、自転車を輪行袋に詰め、行きの車内で気がついてしまったこと。

 

体 調 が 悪 い

 

なんだか熱っぽい、というか悪寒が走っている。

べつだん、直前に不摂生をしたつもりも無く、なんと言うタイミングで崩れてくれやがるんだ体調めと思ってもどうしようもない。

寒気に震えながら嵯峨嵐山駅に降り立つと、天気はなんとみぞれであった。

そそくさと宿に直行し、チェックインするわたくし。シャワーも浴びずにベッドに潜り込む。

そのまま1時間ほど寝入る・・・が、ここまで来て寝ていてどうするという情念がわたくしを突き動かす。

ふだんならまず使わない風邪薬をフロントで頂戴し、もぞもぞと宿を発ったのであった。

 

 

目指すはもちろん、竹の小径。すでに日の落ちた竹薮のなかで、どうやって写真なんぞ撮ろうというのか、という方もいらっしゃるだろう。

ところがどっこい、その日の小径は、こんな雰囲気になっているのだ。

 

 

竹の小径.JPG

 

行灯と照明で照らし出される竹の小径

 

わたくしが嵯峨野におもむいたのは12月10日。

この前後の期間、嵯峨野・嵐山で開催しているのは、「京都・嵐山花灯路」という観光イベント。

近隣の古刹・名勝の数々をライトアップし、併せて生け花の展示なども行っているのだ。

 

そんなタイミングでやってきたわたくし。もちろん、(竹林の)ライトアップを背に(竹の自転車の)写真を撮るために、だ。

 

というわけで、早速撮影した結果がこちら。

 

 

灯火.JPG

 

灯火とCALFEE BAMBOO

 

竹をバックに竹を撮る。

しかも聞くところによると、この自転車、竹の入手先は京都の竹問屋だとか言う話もありなんだ。

っていうことは、これはある意味、アメリカまではるばる渡っていった竹の里帰りって言ってもいいんじゃないかという趣。

そう考えるとなんだか感慨深いものがある。

 

なんとか風邪薬で体調を抑えているとはいえ、無理はできないそんな夜のわたくし。

とりあえず少々撮り終えると、宿に戻って早々に眠りにつくのであった・・・。

 

 

to be continued...

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