完全無欠のステムです ROTOR S3X

 

かつて当店に在籍していた某スペイン人は、アバウトな感じがぷんぷん匂う、いかにもなラテン系でした。
そのスペイン人曰く、
「ホントはスペイン人はもっとしっかりしてんるだヨ!」
・・・だそうです。
その、しっかりしているスペイン人が生み出した傑作ステムが、こちらでございます。
 
 
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ROTOR  S3Xステム

¥21,000

 


楕円チェーンリングで有名なスペインの「ロトール」(英語読みではローター)。
カーボン全盛のこの時代において、アルミ、それも切削部品の可能性に未来を見いだしているブランドです。

このロトール、以前から軽量アルミステム「S1」/「S2」を製造していたのですが、そこから大きな進化を果たしたのが、今回ご紹介する「S3X」ステムでございます。



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マシニングのへアラインがくっきり残るボディ。

鍛造で造ったアルミのブロックにマシニング切削を施すという、強度と精度の両面において最良の方法で製造されています。


 

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旧モデルの「S2」ステム(写真左)では、ステム本体とハンドルクランプキャップとで異なるピッチのネジを切った「DTT」という特殊なシステムが採用されていました。

非常に軽量に収まり、またボルトの頭が全く飛び出ないすっきりしたデザインにできるのが魅力ですが、同時にメンテナンス性がきわめて悪い(組付けが超スーパー面倒臭い)のが大きな難点。

最新の「S3X」(写真右)では、ハンドルクランプキャップを通常のボルト締めとし、作業性を大幅に向上しました。

 

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一方、DTTが残されたのがコラムクランプ側。

ハンドル側と異なり、オープンタイプでないコラム側のボルトは、DTTを採用しても作業性にはそれほど悪影響がありません。

ずば抜けた軽さを実現できるうえ、メンテナンス性も悪くないのであれば、DTTを採用しない手はありません。

S2(写真左)から、ボルトの本数を1本に減らし、ハンドルクランプキャップで増えたボルトの重量を削減しています。 


S2から大幅に作業性の上がったS3Xステムですが、重量面でも妥協は一切なし。

100mmで実測99.8gと、S2よりもさらに軽量に仕上げてきました。


美しい仕上がりと優れた作業性、さらに軽さと強さを兼ね備えた新世代ステム。

間違いなく、「新宿カスタム店に存在する最良のステム」でございます。

 

Author:T.Ishizawa

2011/8/1

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