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「あやしい」という単語はコレのためにある ax lightness ORION

怪しい、ないしは妖しいでも構いませんが、こう、斜め上に突き抜けてしまった「あやしい製品」というものが、自転車業界には存在します。

今回はそんな中で、当店に入荷してしまったイっちゃってるモノをご紹介いたします。

 

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AX-LIGHTNESS AX4.2 ORION

¥208,740   

 

 

以前ご紹介したドイツの名門変態パーツブランド、AXライトネスのブレーキでございます。

 

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シートポストやサドルで散々はっちゃけたAXライトネスのこと、このブレーキでも色々とやらかしています。

というか、お値段の時点ですでに突き抜けています。

 

 

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 それなりのボリュームを感じさせるボディは実は猛烈な肉薄のカーボンで出来ており、見た目を見事なまでに裏切ってくれる軽さを誇ります。

一見普通に見えるブレーキ固定ボルトも中空チタンボルトを採用。

ブレーキパッドやホルダー、ブレーキナットが付属していませんが、それでもペア実測重量93gという狂気の沙汰としか思えないような軽さでございます。

リターンスプリングは、軽量ブレーキでは当然のように採用されている板バネです。

 

 

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アジャスターバレルは軽さを重視してアルミを使用。

恐ろしいことに、アジャスターバレルはカーボンに直接ネジを切って取り付けられています。

普通はカーボンの上にアルミのヘリサートを埋める方法が使われるのですが、ドイツ人の辞書に限度という単語は存在しません。

 

 

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ケーブル固定ボルトも毒々しい独特の造型。

インナーケーブルを挟み込んだ押し子をボルトで締め付ける構造になっています。

両側に伸びたシャフトをカーボン製のブレーキ本体で受けとめるというシンプルな組み付け方は、部品点数を減らして軽量化を図る狙いで採用されています。

 

 

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軽量(変態)パーツ史上に燦然と輝く、美しきカーボンの工芸品。

こんなものまで在庫してしまう新宿カスタム店、我ながら恐ろしくなってしまいます。

決戦バイクのパーツに、床の間の重鎮に、酒の肴にしていただける方をお待ち申しております。

 

Author:T.Ishizawa

2011/8/12

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