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読めば読むほどクセになる!究極のスルメカタログ 『東京サンエス』
by: 大元 英俊

メーカーカタログ。

それは魅力的な説明文とインパクトある写真で僕達自転車乗りの物欲を刺激してくれる魅惑のカタログ。

憧れのアイテムを眺めて思いを馳せたり、全くノーマークだった最新アイテムに気づかせてくれたり、

ページをめくる度に気持ちを高ぶらせてくれます。

中でも取り分けときめかせてくれるのがあらゆるブランドパーツを取り扱う代理店のカタログです!

1冊の中に何十ブランドのアイテムを紹介してくれるので新しい発見、新しい出会いを沢山くれます。

 

そんな数々の代理店カタログの中から個人的にとっても大好きでオススメな一冊、『東京サンエス』をご紹介します!

 

東京サンエス.JPGのサムネイル画像

東京サンエス公式サイト:http://tsss.co.jp/

 

【キーワードは『 Japanese Fit 』】

東京サンエスは日本人とヨーロッパの人たちとの身体的特徴の違いに着目し、日本人が扱いやすい

製品作りをしています。

カテゴライズごとにブランドを立ち上げ、選びやすく扱いやすい物を揃えています。

そのブランドを今日は掻い摘んで行きましょう。

 

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「Oneby ESU」は競技者に向けて作られたブランドで、ハンドルは人体工学に基づいてプラケットやブレーキレバーの握りやすさを追求。

手の小さいライダーでも長時間乗車しても疲れにくいように作られており、その設計水準は極めて高く、

全日本チャンピオン、アジア・世界選手権・オリンピック出場者などチームスポンサーによる機材制約を

受けない、国際的な大会で多くの選手にOneby ESUのカーボンハンドルが選ばれているのです。

驚くことに日本人選手に限らず使用されており、独創的かつ機能的な形状は有名海外ブランドにそのまま採用されています。

今注目されているのは2013年に独自特許を取得している「ナロウサーティーシステム」のサドルです。

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従来サドルのレールは43mm幅で統一されており、これは世界共通です。

ですがこのナロウサーティーシステムはレール幅を30mmと狭めることでサドル全体をシェイプアップ。

トップ選手の「もっとスムーズにペダリングを行なえるサドルが欲しい」という声を拾い上げ、

ペダリング時、サドルに内太腿が接触しにくいようにすることでパワーロスを減らしよりまっすぐと自然なペダリングを出来るようにしました。

早くもシクロクロスの全日本チャンピオン、アジア選手権で男女共に銀メダル獲得を影で支えたのです。

 

 

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「Dixna」はビギナーからトップまで広い裾野を持たせたコストパフォーマンスの高いブランドです。

Oneby ESUのカーボンハンドルの設計を落とし込んだ廉価なアルミハンドル ジェイフィットシリーズや、

あらゆる長さと角度をラインナップしたステム、股関節の狭いユーザーがよりまっすぐと踏み込める48mmの

ショートシャフトを採用したビンディングペダルなど値段を抑えつつ、個々の身体的特徴に合わせて選べ、

より効率良く自然なフォームを取れる機材をリリースしています。

中でもオススメは私も愛用している「ラ・クランク」です。

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クランクを選ぶ要素として挙げられるのが股下にあったクランクの長さと脚力に合わせたギアの歯数です。

ですがもっと厳密に言えば「Qファクター」と呼ばれるクランクの外側同士の幅も実は重要な要素です。

股関節の幅に対して広いクランクを使用すれば、ペダリング時の足の動くは八の字になり、

パワーロスが生じてしまう訳です。

このラ・クランクのQファクターは世界最狭の139.8mmを採用している為、小柄なライダーや

女性ライダーでも真っ直ぐ踏み込むペダリングを可能とし、高効率で快適なペダリングを

することが出来ます。

 

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今年から新しく誕生したオリジナルブランド「veno」

自転車業界にある慣例にはとらわれない創造性、独自性を徹底的に追求し、

今までにない新しい自転車パーツを生み出す事を目的としたブランドです。

機能的ながら趣味性に富ませる事がコンセプトとなっています。

百聞は一見に如かずと言いますから、このハンドルを見ていただければこのブランドが分かると思います。

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もうなんか、どえらいことになってます。

このボーダレスカーボンハンドルバーと呼ばれるアイテムは見掛けとは裏腹に快適性に特化しています。

超ショートリーチ&超ショートドロップにより下ハンドル部分をプラケットポジションのように使用が可能。

ブレーキがより握りやすくなり、奇抜な湾曲形状が高い振動吸収性をもたらします。

ブルホーンバーを握った感覚に近く、より快適性と操作性まで高めた独創性のある画期的アイテムなのです。

唯一無二な個性的な風貌ですが、ロードバイクは勿論、荒地を走るシクロクロスに最適です。

 

 

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最後にご紹介するのは東京サンエスを語る上では外せないバイクブランド「TESTACH」です。

職人が一本一本手作りし、頼めば半年以上の納期がかかるマニア垂涎の工房「TOYO」と協力し、

誕生した正真正銘日本生まれ日本育ちのブランドです。

ラインナップは鉄フレームが中心でありながら、世界最高水準の精度で組まれたフレームは

本場ヨーロッパの鉄フレームに走りで引けを取りません。

しっかり芯の出されたフレームがもたらす走りの軽やかさには鉄フレームを乗った事がないライダーに

想像のさらに先を見せてくれます。

小柄な女性ライダーでも乗りやすいサイズ展開もさることながら、ホイール互換性の問題により

今では珍しくなってしまった操作性がよく加速しやすいホイールサイズ650Cのフレームもラインナップ。

160cm以下の方であればロードバイクの真髄をより肌に感じられる究極の選択肢です。

シンプルなデザインながら、シンプルだからこそ時代に流されず色あせない、

まさに一生物の一本にふさわしいブランドですね。

鉄フレームを前面に出して紹介しましたが、カーボンフレーム「TENCOO」や

レーシングアルミフレーム「HELLEBORUS」など各素材で傑作フレームを作っているのでこちらも注目です!

 

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いずれのブランドも共通する点を上げるならば、人と自転車の親和性を大切にしている事。

自転車は人が乗って初めて走り出す乗り物だからこそ、人と自転車の繋がりを高めるパーツ作りに心血を注いでいます。

東京サンエス機材開発陣には脱帽です。

 

ご紹介した4ブランド以外にも、総取り扱いブランドはなんと約100ブランド!

数千点のアイテムが載っている東京サンエスのカタログはいくら読んでも読み飽きません!

公式HPからPDFで読むこともできますが、ふとパラパラめくって読むのが楽しいので手元においておいて損は無い一冊です。

カタログ読んで今宵も夢を膨らせましょう!

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