ホイールの王者! Lightweight STANDARD G3

あらゆるロードバイクのカスタムを一手に引き受ける新宿カスタム店では、ロードバイクの頂点を目指す方のための商品も取りそろえております。

そんななかでも、10年以上前から「ホイールの王者」として名高い逸品が存在します。

あまりに王道過ぎるがゆえに、このブログで紹介していなかったそんなホイールが、ついに登場です。

 

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Lightweight STANDARD G3 シマノフリー

¥560,000

 

 

ツールドフランスのステージ上では、1990年代後半から謎のホイールが姿を見せていました。

当時としては高めの50ミリ前後のリムハイトを持つホイールですが、それを使う選手はどうしたわけか、山岳ステージでそのホイールを投入するのです。

しかも驚くべきことに、そのホイールを履いた選手は、山岳でアドバンテージを発揮するのです。

やがて、選手達がひそかに(だが公然と)投入するホイールの正体が明らかになりました。

それこそが、今回ご紹介する「ライトウェイト」なのです。

 

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リムはフルカーボン製。10年前にも他社から出ていた形式ですが、かなり幅が薄いのが特徴。

高弾性率のカーボンを使用し、強度を犠牲にすることなく軽さを達成。

バルブホールのガイドまでカーボンで一体成型され、その精緻さは目を見張るばかりです。

 

 

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外見上最大の特徴である漆黒のスポークは、驚くべきことにカーボン製。

当然ながら、スチールスポークよりも大幅に軽量に仕上がっています。

実はこのスポーク、他のホイールとはトルクの伝達方法が全く違っています。

いまどき通常のホイールではまず使われない、結線がされているのはそのためです。

 

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最高のホイールを製造するための独特のアプローチ。

その真骨頂がうかがえるのがハブです。

フランジ部分にはカーボンスポークが直接刺さり、取りつけ穴などは一切見えません。

実はこのホイール、リム・ハブ・スポークが一体化された状態で完成されており、分解できないつくりになっているのです。

いうなれば、このホイールは全体で一つの部品になっているのです。

接合部分を無くしたことにより、必要な剛性を確保したまま、ペア1080gという極限までの軽さを実現したのです。

 

 

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リアハブも同様のオリジナリティ溢れる構造。

大径のフランジ(といって良いのかはわかりませんが)が、トルク伝達効率を最大限に高めます。

フリーボディの差動機構には、DTのスターラチェットを採用。

プロが山岳を駆け上がるパワーを、確実に推進力に変換します。

 

 

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何もかも一体化してしまったライトウェイトは、ここも徹底しています。

リムにマグネットを内蔵し、スピードセンサーの読み取りをサポート。

カーボンスポークにマグネットを取りつけるのは強度上はばかられますので、こんな形でフォローしています。

空気抵抗の面からも、乱流を生むマグネットが露出しているのは望ましくないこと。

多面的に見て、この一体化は価値ある物でございます。

 

このライトウェイト、当店のゴッドハンド、関口も愛用中。

乗車感は全くロスが無く、ペダリングした瞬間にバイクが飛び出るかのようなダイレクトさ。

他の高級ホイールと比べても、「ギア3枚は軽く感じる」とはゴッドハンドの弁です。

 

プロが隠れて(ないのに)こっそり使う決戦ホイールの代名詞。

新宿カスタム店には、チューブラー仕様の前16H(UCI規定に準拠)、シマノフリーの在庫がございます。

究極の回転体を在庫している新宿カスタムに、ぜひ一度ご覧にお越しください。

 

Author:T.Ishizawa

2012/2/12

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